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株式会社オービック 会社概要とシステムインテグレーション事業の強み

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株式会社オービック 会社概要と事業内容

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株式会社オービックの基本情報
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設立と本社所在地

1968年4月8日設立。東京都中央区京橋に本社を置く独立系システムインテグレーター

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資本金と売上高

資本金191億78百万円。2024年3月期の連結売上高は1,115億90百万円

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従業員数と代表者

連結2,107名(2024年3月末現在)。代表取締役会長:野田順弘、代表取締役社長:橘昇一

 

株式会社オービックは、1968年(昭和43年)4月8日に「株式会社大阪ビジネス」として設立された日本の情報・通信業界を代表する企業です。創業から半世紀以上にわたり、企業の経営課題を解決するITソリューションを提供し続けています。

現在の本社所在地は東京都中央区京橋2-4-15(オービックビル)で、大阪本社(大阪市中央区平野町)との2本社制を採用しています。資本金は191億78百万円、東京証券取引所プライム市場に上場しており、証券コードは4684です。

社名の由来は「Organization for Business Innovation and Communication」の頭文字を取ったもので、ビジネスイノベーションとコミュニケーションを通じて組織に貢献するという理念が込められています。

2024年3月期の連結売上高は1,115億90百万円、単体売上高は1,034億01百万円を記録。特筆すべきは営業利益率の高さで、63.5%という驚異的な数字を誇り、30年連続で営業利益増益を達成しています。

従業員数は連結ベースで2,107名、単体で1,898名(2024年3月末現在)。平均年齢は36.1歳(2023年3月31日現在)と、若い人材が活躍する環境が整っています。

株式会社オービックの沿革と成長の歴史

オービックの歴史は、日本の情報化社会の発展と共に歩んできました。1968年に大阪で創業した同社は、当初は中古会計機やコンピュータの販売事業を行っており、「コンピュータのオービック」として知られていました。

主な沿革は以下の通りです。

  • 1968年4月:株式会社大阪ビジネスを大阪市西区に設立
  • 1971年11月:東京支店(現:東京本社)開設
  • 1974年1月:株式会社オービックに商号変更
  • 1976年1月:東京、大阪2本社制実施
  • 1980年8月:自社ブランドのオフコン「OFFICE80」を開発
  • 1980年12月:株式会社オービックビジネスコンサルタント設立
  • 1998年12月:東京証券取引所第2部に上場
  • 2000年3月:東証1部に指定
  • 2005年1月:東京都中央区京橋に本店を移転
  • 2013年4月:オービッククラウドの提供開始
  • 2018年3月:「OBIC7シリーズ」累計導入社数2万社突破、16年連続No.1を獲得

創業から現在に至るまで、オービックは時代の変化に合わせて事業を拡大し、特に2000年代以降はクラウドサービスの提供など、ITの進化に合わせたサービス展開を積極的に行っています。

株式会社オービックの主力製品OBIC7の特徴と強み

オービックの主力製品は、統合業務ソフトウェア「OBIC7(オービック・セブン)」シリーズです。このERPソリューションは、会計・人事・給与・販売・管理・生産などの各業務を横断的に統合し、企業の経営効率化を実現します。

OBIC7の主な特徴と強みは以下の通りです。

  1. 国内シェアNo.1の実績:ERP累計導入社数18年連続No.1を達成し、20,000社以上のシステム構築・業務改善を手がけています。
  2. 業種別ソリューション:金融機関向け「OBIC7 Financial」をはじめ、卸・物流、小売、サービス業、不動産関連、製造・設計、建設工事など、様々な業種に特化したソリューションを提供しています。
  3. 業務・部門ソリューション:会計情報システム、財務部門向けソリューション、人事情報システム、給与情報システム、就業情報システム、販売情報システム、生産情報システムなど、部門ごとのニーズに応える製品ラインナップを揃えています。
  4. クラウド対応:「オービッククラウド」として、クラウドベースのサービスも提供しており、システムの短期導入・早期稼働を実現しています。

OBIC7は純国産のERPとして、日本企業の業務慣行や法制度に完全対応している点も大きな強みです。また、自社開発・直接販売にこだわることで、顧客ニーズを直接製品開発に反映させる体制を確立しています。

株式会社オービックのワンストップ・ソリューション・サービスとは

オービックの事業モデルの核となっているのが「ワンストップ・ソリューション・サービス」です。これは、ITシステム導入に関わるすべての工程を自社一貫体制で提供するという独自のビジネスモデルです。

具体的には以下のサービスを一貫して提供しています。

  1. コンサルティング:企業の経営課題を分析し、最適なITソリューションを提案
  2. システム企画・設計:顧客のニーズに合わせたシステム設計
  3. 開発:OBIC7をベースとしたカスタマイズ開発
  4. 納品・教育:システム導入時の社員教育
  5. 導入後のサポート:運用支援や法改正対応など継続的なサポート

このワンストップ・ソリューション・サービスにより、オービックは非常に高い利益率を実現しています。2024年3月期の営業利益率は63.5%に達し、業界平均を大きく上回っています。

また、自己資本比率は90%を超え、無借金経営を続けており、財務体質の良さも特筆すべき点です。こうした強固な経営基盤があるからこそ、長期的な視点での顧客サポートが可能となっています。

株式会社オービックの事業拠点と組織体制

オービックは全国に事業拠点を展開し、幅広い地域の顧客にサービスを提供しています。主な事業拠点は以下の通りです。

本社

  • 東京本社:〒104-8328 東京都中央区京橋2-4-15 オービックビル
  • 大阪本社:〒541-0046 大阪府大阪市中央区平野町4-2-3 オービック御堂筋ビル

支店

  • 横浜支店:神奈川県横浜市西区北幸1-4-1 天理ビル
  • 北関東支店:埼玉県さいたま市大宮区桜木町1-7-5 ソニックシティビル
  • 名古屋支店:愛知県名古屋市中村区名駅3-28-12 大名古屋ビルヂング
  • 京都支店:京都市下京区四条通烏丸東入長刀鉾町10 京都ダイヤビル
  • 福岡支店:福岡県福岡市博多区博多駅前1-2-5 紙与博多ビル

また、研修施設として軽井沢研修センターと淡路島研修センターを保有しています。

組織体制としては、以下の事業部を中心に構成されています。

  • システムインテグレーション事業
  • システムサポート事業
  • オフィスオートメーション事業

関連会社としては、以下の企業があります。

  • 株式会社オービックオフィスオートメーション(連結子会社)
  • 株式会社オービックビジネスコンサルタント(持分法適用会社、プライム市場上場)
  • 株式会社オービーシステム(持分法適用会社、スタンダード市場上場)
  • 株式会社新潟オービックシステムエンジニアリング(持分法適用会社)

なお、「奉行シリーズ」で知られるオービックビジネスコンサルタントはオービックの持分法適用関連会社であり、別法人として独自の事業展開を行っています。

株式会社オービックの経営理念と今後の展望

オービックは創業以来、「お客様第一主義」を企業理念として掲げています。この理念のもと、顧客企業の経営課題に真摯に向き合い、価値あるITソリューションを提供することで、日本企業の成長と発展に貢献してきました。

同社の経営戦略の特徴は、自社開発製品を直接販売で提供する体制を重視し、市場ニーズに直結したソリューションを首尾一貫して切れ目なく届けることにあります。この戦略により、オービックは24期連続増益という驚異的な業績を達成しています。

近年の取り組みとしては、クラウド事業に注力しており、自社運営のクラウドセンターを活用したサービス提供を強化しています。2013年に「オービッククラウド」の提供を開始して以来、クラウドベースのソリューションを拡充し、顧客企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)を支援しています。

また、健康経営にも力を入れており、経済産業省によって2021年から2024年度まで健康経営優良法人に認定されています。従業員の健康と働きやすい環境づくりにも積極的に取り組んでいます。

今後の展望としては、AIやIoTなどの先端技術を活用した新たなソリューションの開発や、グローバル展開の強化などが期待されています。「日本を強くする」という使命のもと、オービックは今後も企業の経営パートナーとして、価値あるITソリューションの提供を通じて社会に貢献し続けるでしょう。

オービック公式サイトの会社概要ページ – 最新の企業情報や財務データを確認できます

オービックは、「経営×IT」の視点から企業の課題解決を支援し、日本経済の発展に貢献することを目指しています。自社開発・直接販売にこだわり続けることで培った経験とノウハウを活かし、商社、金融、メーカー、サービスなど、あらゆる業界・業種の企業に対して最適なソリューションを提供しています。

その強みは、コンサルティングからシステム構築、運用サポートまでをワンストップで提供できる体制にあります。これにより、顧客企業は情報システムの導入から運用までをシームレスに進めることができ、業務効率化や経営の可視化を実現しています。

また、独立系のシステムインテグレーターであるため、特定のハードウェアメーカーや金融機関に縛られることなく、真に顧客にとって最適なソリューションを提案できる点も大きな強みとなっています。

今後も技術革新やビジネス環境の変化に柔軟に対応しながら、企業の経営課題解決を支援し、日本経済の発展に貢献し続けるオービックの取り組みに注目が集まっています。