資料作成AI(無料)
プレゼンテーション資料を作成するための無料のAIツールのうち、無料で使えるものをいくつか紹介します。
ただし、フル機能を無料で使えるものは見当たりませんでした。ほとんどのサービスで、無料版がは機能限定のおためし版という位置づけになっています。
資料生成AIの比較
キーワードを入力するだけで、数秒でプレゼンテーション資料を自動生成してくれます。
無料プランでは400クレジットが付与され、1回の生成で40クレジットを消費します。
生成後は自由に編集でき、PDFやPowerPointでのダウンロードも可能です。
関連 Gamma AIの使い方
ChatGPTを使ってテーマに沿ったスライドを自動生成するツールです。
無料プランでは作成したスライドをウェブ上で確認できますが、ダウンロードには有料プランが必要です。
PowerPoint、Google Slides、PDFなど様々な形式でのダウンロードに対応しています。
関連 SlidesGPTとは
プロンプトに従って半自動でプレゼン資料を作成できるAIツールです。
基本的な機能は無料で使え、洗練されたデザインテンプレートが用意されています。
無料版では保存時に”Beautiful.ai”のロゴが入りますが、有料プランではロゴ削除が可能です。
無料で使えるプレゼンテンプレートが25万点以上あり、AIスライド機能も搭載されています。
フリー素材の写真やイラストを自由に使えるほか、チームでの共同編集も可能です。
一部の高度な機能や素材は有料プランが必要となります。
関連 Canvaの使い方
これらのツールを活用することで、プレゼン資料作成の手間を大幅に削減できます。無料で試せるので、自分に合ったツールを見つけてみてはいかがでしょうか。
Gammaは日本語対応でAIがテキストから自動生成してくれる点が特徴的です。SlideGPTは英語のみの対応ですが、登録不要で無料で生成できます。Beautiful.aiとCanvaはテンプレートから手動で編集する形式ですが、デザインテンプレートが豊富で、AI画像生成にも対応しています。価格やファイル出力、共同編集の有無など、用途に合わせて使い分けるのがよいでしょう。
資料生成AIのメリット、デメリット
プレゼン生成AIには以下のようなメリットとデメリットがあります。
時間の節約
プレゼン資料の作成に要する時間を大幅に短縮できます。簡単なプロンプトを入力するだけで、スライドの構成やデザイン、文章、画像などを自動生成してくれます。
時間を節約できるため、本来の業務に集中できます。
コストの削減
デザイナーやライターを雇う必要がなくなり、人件費を抑えられます。
無料で利用できるツールもあり、コストを最小限に抑えられます。
クオリティの向上
AIが生成するプレゼン資料は、プロが作成したかのようなデザインとなっています。
専門的な知識を持たない人でも、高品質な資料を作成できます。
アイデア創出の補助
プレゼン資料の構成やアイデアを一から考える必要がなくなります。
AIの出力を参考にしながら、人間がさらにブラッシュアップすることで、よりクリエイティブな資料作りが可能になります。
正確性と信頼性の問題
AIが生成する内容には誤りや不自然な部分が含まれる可能性があり、人間による確認と修正が必要です。
AIは学習データに基づいて出力するため、バイアスや偏りが生じる恐れがあります。
著作権とプライバシーの問題
AIが生成した画像や文章には著作権がなく、無断使用が可能です。これは著作権者の権利を侵害する恐れがあります。
AIの学習データにプライバシー情報が含まれている可能性があり、漏洩のリスクがあります。
倫理的な問題
AIが生成した不適切なコンテンツ(暴力的・差別的な内容など)が拡散する恐れがあります。
AIの出力にバイアスが含まれていれば、それを受け入れてしまう危険性があります。
創造性の欠如
AIは与えられた情報に基づいて出力するため、本当の意味での創造性は備えていません。
人間が介入しないと、斬新なアイデアは生み出せません。
技術的な課題
AIシステムの構築と運用にはコストと専門知識が必要です。
AIの出力にはハルシネーション(事実と異なる出力)が含まれる可能性があります。
プレゼン生成AIは便利な一方で、様々な課題も抱えています。メリットとデメリットを理解した上で、適切な利用方法を検討する必要があります。人間とAIが協働しながら、AIの長所を最大限に活かし、短所を補うことが重要でしょう。
資料生成AIのまとめ
- 資料生成AIサービスには、無料で利用できるものもあるが、ほとんどがお試し用。
- 資料生成AIサービスは、パワーポイント(PPT形式)やPDFでの出力ができる
- AIの画像生成とテンプレートを使って、何もない状態から資料生成が可能