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Dify.aiの使い方 ノーコードAIプログラミングツール

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Dify.aiの使い方

Difyは、プログラミングの知識がなくてもAIアプリケーションを簡単に作成・管理できるLLMOpsプラットフォームです。

Dify.AI · 先進的なAIアプリケーションのためのイノベーションエンジン

Difyの特徴は、RAGエンジンによる高品質な回答生成と、視覚的なインターフェースでのドラッグ&ドロップ操作によるアプリ作成です。GPT-4などの最新AIモデルも統合でき、ハイクオリティなアプリを短時間で開発できます。

以下の手順で使用できます。

アカウント作成

Difyの公式サイトにアクセスし、「始める」をクリックします。

Dify.AI(公式サイト)

GoogleアカウントかDiscordアカウントで認証を行います。

言語設定を日本語に変更します。右上のアイコン > 設定 > 言語から変更できます。

プロジェクト作成

トップ画面の「最初から作成」をクリックし、「ワークフロー」を選択します。

アプリの名前と説明を入力して「作成する」をクリックします。

ワークフロー構築

「開始」ノードをクリックし、「+」から「ショートテキスト」を選んで入力フィールドを設定します。

「開始」ノードの右の「+」から次のタスクを選択します。例えば「AIチャット」を選び、使用するAIモデルを設定します。

このようにしてノードを追加・接続し、ワークフローを構築していきます。

アプリ実行と公開

右上の「実行」をクリックし、入力フィールドに質問を入力するとアプリが実行されます。

公開ボタンを押せば、作成したアプリを他者と共有できます。

Dify.aiのメリットとデメリット

Dify.aiのメリット

簡単な操作性
多様な機能
開発効率の向上
RAGの実装

簡単な操作性
ビジュアルプログラミングインターフェースでドラッグ&ドロップによるアプリ開発が可能。コーディングの知識がなくても自然言語で指示を出すだけでアプリが作成できます。

多様な機能
様々なAIモデル(GPT-3、GPT-4など)との連携が可能。データセット管理、Embedding、プロンプトエンジニアリング、ファインチューニングなどの機能を備えています。外部ツール、APIとの連携により機能拡張が可能。

関連 生成AIのEmbedding 追加学習や検索・類似度判定

開発効率の向上
5分以内にアプリケーションをデプロイ可能。開発時間の短縮とコストコントロールが期待できます。

RAGの実装
ファイルをアップロードするだけでRetrieved Augmented Generation(RAG)の実装が可能です。

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Dify.aiのデメリット

APIキーが必要
性能や精度の課題
ブラックボックス化の懸念
セキュリティリスク

APIキーが必要
GPTsなどのAPIキーが必要。また、一定の技術、知識が必要

性能や精度の課題
生成されるアプリの性能や精度に課題がある可能性がある

ブラックボックス化の懸念
AIモデルの動作がブラックボックス化し、透明性が低下する可能性がある

セキュリティリスク
AIシステムのセキュリティリスクが存在する可能性がある

Dify.aiは、AIアプリケーション開発を大幅に簡素化し、開発効率を高めるメリットがありますが、APIキーの取得や性能面での課題、セキュリティリスクなどのデメリットも存在します。ユースケースに合わせて、メリット・デメリットを検討する必要があります。

Dify.aiの日本語対応

Dify.aiの公式サイトが日本語に対応し、日本語のコンテンツが用意されました。

また、Dify.aiのシステム言語として日本語が選択できるようになりました。 これにより、UIやプロンプトなどがすべて日本語で表示されるようになります。

日本語のプロンプトを使ってAIアプリケーションの作成も可能です。

日本のユーザーにとってDify.aiがより使いやすくなり、日本市場への本格的な展開が期待できます。

Dify.aiの料金

Dify AI · Plans and Pricing

無料プラン (Sandbox)

  • 月間200メッセージ
  • 1人のチームメンバー
  • 10個のアプリ構築可能
  • 5MBのベクトル記憶領域
  • 50個の文書アップロード可能 (1度に1つずつ)
  • 標準の文書処理優先度
  • 1日あたり500件のメッセージリクエスト
  • カスタムツールなし
  • コミュニティフォーラムでのサポート

Professional ($59/月)

  • 月間5,000メッセージ
  • 3人のチームメンバー
  • 50個のアプリ構築可能
  • 200MBのベクトル記憶領域
  • 500個の文書アップロード可能 (一括アップロード可)
  • 優先的な文書処理
  • 無制限のメッセージリクエスト
  • 2,000件のアノテーション上限
  • 10個のカスタムツール
  • Eメールサポート
  • ロゴ変更機能

Team ($159/月)

  • 月間10,000メッセージ
  • 無制限のチームメンバー
  • 無制限のアプリ構築可能
  • 1GBのベクトル記憶領域
  • 1,000個の文書アップロード可能
  • 優先的な文書処理
  • 無制限のメッセージリクエスト
  • 5,000件のアノテーション上限
  • 無制限のカスタムツール
  • 優先的なEメール&チャットサポート
  • SSOの認証 (近日対応予定)

Enterprise (価格は要相談)

  • すべての機能で無制限のクォータ
  • 複数のワークスペース
  • SAML/OIDCによるSSO
  • 導入支援
  • 広範なホワイトラベリング
  • 交渉可能なSLA
  • モデルのロードバランシング
  • 集中管理のワークスペースとユーザー
  • カスタムロール
  • 専用のSlackチャンネル、電話、Eメールサポート
  • 企業レベルの使用状況分析

Dify.aiは、AWS Marketplaceで「Dify Premium」としても提供されており、価格は$0.47から(従量課金)となっています。

Dify.aiの競合ツール

Dify.aiの競合ツールを紹介します。

生成AIアプリケーションの開発において、ビジュアルツールは非常に役立ちます。これらのツールは、コーディングの知識がなくても、直感的なドラッグ&ドロップインターフェースを使用してAIモデルを構築、トレーニング、デプロイすることを可能にします。以下に、いくつかの主要なビジュアルツールを紹介します。

1. Visual Studio Tools for AI
Visual Studio Tools for AIは、MicrosoftのVisual Studioに統合された拡張機能で、ディープラーニングやAIソリューションの開発、テスト、デプロイを支援します。このツールは、Azure Machine LearningなどのクラウドAIサービスとシームレスに統合されており、データ準備やモデルトレーニングジョブを異なるコンピュートターゲットに送信することができます。また、カスタムメトリクスやランヒストリートラッキングをサポートし、データサイエンスの再現性と監査を可能にします。

2. Azure Machine Learning Designer
Azure Machine Learning Designerは、Microsoft Azureの一部として提供されるビジュアルインターフェースで、ドラッグ&ドロップで機械学習モデルを構築、トレーニング、デプロイすることができます。このツールは、データ準備、特徴エンジニアリング、モデルトレーニング、デプロイメントなどのワークフローを視覚的に構築することができ、データサイエンティストや開発者にとって非常に便利です。

Azure Machine Learning デザイナー (v2) とは何か? – Azure Machine Learning | Microsoft Learn

3. H2O.ai
H2O.aiは、オープンソースのプラットフォームで、ドラッグ&ドロップ機能を提供し、機械学習パイプラインを構築することができます。ディープラーニングや勾配ブースティングなどの幅広い事前構築モデルを提供し、視覚的なインターフェースを通じて簡単に選択および構成することができます。

4. Google Cloud Vision AI
Google CloudのVision AIは、画像認識を使用してコンピュータビジョンアプリを作成するためのツールです。事前トレーニング済みのAPIを使用して、画像や動画から分析情報を引き出すことができます。技術的な専門知識がなくても、オンプレミスでモデルをトレーニングすることが可能です。

6. Builder.ai
Builder.aiは、ノーコードアプリビルダーの一つで、AIを活用してアプリケーションを迅速かつコスト効率よく構築することができます。テンプレートを選択し、必要な機能を選ぶだけで、AIがそれらを組み合わせてアプリを作成します。専門家がカスタマイズを行い、最終的なアプリを提供します。

Dify.aiのまとめ

  • Dify.aiは、AIアプリケーション作成ツール。ドラッグ&ドロップ操作で作成できる。
  • RAGエンジン搭載により、追加学習が必要なアプリケーションに強い
  • 無料プランでも、10個までアプリ作成が可能

 

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