AI漫画の自動生成サイト
AIを使って漫画を自動生成できるサイトです。
予想としては、「漫画をナメてんのかお前ェッ!」というような漫画もどきが出てきて、「できましたー★」とか言われそうですね。実際どうなんでしょうか。
Comic-Copilot(コミコパ)
漫画作成時のアイデア出しをサポートしてくれるAI搭載のマンガ制作サポートツール。テーマの考案だけでなく、セリフのパターンやキャラクターの名前まで出してくれあます。
もともと漫画を描ける人が、ネタ出しに使うツールという印象です。
このツールを使って制作された漫画→対話型AIで漫画制作はどう変わる?ストーリー考案に活用する漫画家に聞いてみた
複雑なログイン手続き不要ですぐに利用可能な簡易漫画制作ツール。ページ別のコマ割りや吹き出し・セリフの挿入がドラッグ&ドロップの簡単操作でできます。
このサービス自体は、AIでどうこうというものではないです。生成AIで作った画像を配置して、吹き出しとセリフを簡単に配置できるので、漫画っぽいものが簡単に作れるというしくみ。
素人から熟練のクリエイターまで誰もが簡単に4コマ漫画を自動生成できる革新的なツール。複雑なコーディングは不要。
画像の生成と、簡単なコマ割り、吹き出し、特殊効果配置が可能。
同じ特徴を持つキャラが出てくるという意味では、使いやすいかも。
でもたぶん…このツールで面白い漫画を作るのは難しいんじゃないかと思います。なんか単調な会話劇が続きそう。プロンプト次第?
comicaiの使い方
comicaiの基本的な使い方は以下の通り。
- comicaiにアクセスしてアカウントを作成またはログインする
- 「作成開始」をクリックして、漫画の名前とクリエイター名を入力
- 生成スタイルを選択(ジェネラル、ファンタジー、スーパーヒーローなど)
- ストーリーを入力するか、AIにストーリーを生成させる
- キャラクターをAIに生成させるか、自分でキャラクターを作成
- 各コマの画像をAIに生成させる
- コマのレイアウトを調整し、セリフの吹き出しを追加
- 細部を調整して漫画を完成させる
- 完成した漫画をダウンロードまたは共有する
ゼロの状態からスタートして、適当にジャンルを選ぶだけで漫画っぽいものが出来上がるという感じ。
料金プラン
- 無料プランと有料プラン($15/月)がある
- 無料プランでも基本的な機能は使える
- 有料プランではウォーターマークなしの画像生成などの追加機能が使える
特徴
- テキストから漫画を自動生成できる
- キャラクター、背景、構図などをAIが生成
- 多様な漫画スタイルに対応
- ユーザーフレンドリーなインターフェース
ただし、出来上がった漫画は単調な会話劇になりがちで、その会話さえも特に面白くはない…ように思えました。
「どっかいく?」
「ごはんたべにいこう」「いいね」
「この店にはいろう」「うん」
「おいしいね」「ほんとだね」
~完~
みたいな感じです。世界で一番使われていると言われるChat-GPTでさえ、こんな感じ。
AIの生成テキストで、面白みを出すのは、今はまだ無理そうです。
現実的なAIを使った漫画制作
まず、画像生成AIが出力した画像まんまだと、迫力がなく、キャラクターの感情が伝わってきません。喜怒哀楽のさらに奥の、「後ろめたいけどちょっとうれしい感じ」とか「とてもつらいけど、希望を感じる」みたいな微細な感情が出せないんですね。
というわけで、AIは下絵とか背景に使って、絵は手描き、ストーリーの元ネタにAIを使うとしても仕上げは人間がセリフなども考えるというのが現実的だと思います。
画像生成の場合は、StableDiffusionがパソコンレベルのスペックで動くので、パソコン上で生成するのが良いでしょう。いくら使っても電気代以外の追加料金がかからないので、精神衛生上にも良いです。