ChatGPTの使い方
ChatGPTの使い方
ChatGPTを使うための基本的な手順は以下の通りです
>ChatGPT(公式サイト)
OpenAIのアカウントを作成する
OpenAIのWebサイトにアクセスし、「サインアップ」ボタンをクリックして、名前、メールアドレス、パスワードを入力してアカウントを作成します。以前は電話番号が必要でしたが、電話番号での認証プロセスはなくなりました。
ChatGPTにアクセスする
ブラウザでChatGPTの公式サイトにアクセスし、作成したアカウントでログインします。スマホアプリ版もありますが、セキュリティ上公式アプリの使用が推奨されています。
質問する
チャット画面のテキストボックスに、聞きたい質問や実行してほしい指示を自然な文章で入力し、送信ボタンを押します。
ChatGPTの回答を確認する
ChatGPTが入力内容を理解し、人間のような自然な文章で回答を返してくれます。回答内容に応じて、さらに質問を重ねたり、指示を追加したりできます。
ChatGPTを使う上でのコツとしては、以下のようなものがあります
- 具体的で明確な指示を与える。曖昧な表現は避ける。
- 文脈や背景情報も提供し、意図が正しく伝わるようにする。
- 回答が不十分な場合は、追加の質問や指示でChatGPTを導く。
- 個人情報や機密情報は入力しない。
- 回答内容は100%正しいとは限らないので、事実確認が必要。
ChatGPTは、情報検索、文章作成、コーディングサポート、アイデア出しなど、幅広い用途に活用できます。
有料プランのChatGPT Plusでは、最新のGPT-4モデルが使え、画像入力や音声出力などの機能が追加されています。
スマートフォンでのChatGPTの使い方
スマホからChatGPTを使うには、公式アプリをインストールします。
スマートフォンアプリを使えば、テキストと音声の両方で簡単にChatGPTと対話できます。
iPhoneの場合
App Storeから「ChatGPT」アプリをダウンロードします。
>>>「ChatGPT」をApp Storeで
アプリを開いて、OpenAIアカウントでログインするか、新規登録します。
画面下部の入力欄にテキストを入力して質問を送信します。音声入力も可能です。
ChatGPTの回答が表示されます。
設定から日本語に変更できます。
Google Playストアから「ChatGPT」アプリをダウンロードします。
>>>ChatGPT – Google Play のアプリ
アプリを開いて、OpenAIアカウントでログインするか、新規登録します。
画面下部の入力欄にテキストを入力して質問を送信します。音声入力も可能です。
ChatGPTの回答が表示されます。
設定から日本語に変更できます。
重要なポイント
- 公式アプリ以外はインストールしないでください。
- 有料プラン(ChatGPT Plus)を契約するとGPT-4やブラウジング機能が使えます。
- アプリ内でサブスクリプション管理はできません。Webブラウザから行う必要があります。
- 会話履歴はアプリとWebブラウザで同期されます。
ChatGPTで改行を入力する方法は?
内容を送信せずに、改行して続きを打ち込む方法。ChatGPT自身に聞いてみました。
改行は、Shift+Enterで入力できます。(Excelのセル入力などと同じ)
それをわかってて、あえてこのように質問。「お、お前、改行を入力しとるやろがい!」というツッコミを期待しています。
ChatGPT、お、おまえェ! 「それで良さそうですか?」とはなんだ!
ChatGPTでできることは?
ChatGPTでできる主なことをまとめると以下のようになります。
質問への回答
ChatGPTは幅広い分野の質問に対して、人間のように自然な文章で的確に回答することができます。知識を探したり、概念の説明を求めたりするのに便利です。
文章の作成
指示に従ってブログ記事、製品説明文、広告コピー、ストーリーなど様々な文章を生成できます。アイデア出しや下書き作成の補助ツールとして活用できます。
コーディングサポート
プログラミングコードの生成、デバッグ、説明などを行えます。開発者の作業効率化に役立ちます。
言語の翻訳
テキストを別の言語に翻訳したり、多言語での会話を可能にしたりします。
要約と言い換え
長い文章を簡潔にまとめたり、指定した文体に言い換えたりできます。
創作活動のサポート
小説や脚本、詩などのクリエイティブライティングを支援します。アイデア出しや執筆の手助けをしてくれます。
カスタマーサポート
チャットボットとして顧客からの問い合わせに24時間365日対応できます。定型的な質問への回答や問題解決をサポートします。
ChatGPTでは、目的別にプラグインが用意されていて、すぐに使うことができるようになっています。
このようにChatGPTは多岐にわたる用途で活用できる汎用性の高いAIアシスタントです。ビジネスでの生産性向上や個人の創造性を刺激するツールとして、今後ますます利用が広がっていくことが予想されます。
ChatGPTのモデル
ChatGPTのモデル、GPTシリーズの概要をご紹介します。
GPT-3.5
GPT-3.5は、GPT-3の改良版であり、自然言語のプロンプトを理解し、テキストやコードを生成する能力を持っています。ChatGPTの無料版に搭載されており、広く利用されています。
GPT-3.5 Turboは、GPT-3.5ファミリーの中でも特に洗練されたバージョンであり、OpenAIのAPIを通じて有料で利用可能です。
ただ、最新の自然言語モデルと比べると、文章の自然さはイマイチ…という感じでした。
GPT-4
GPT-4は、GPT-3.5の後継モデルであり、より高度な自然言語処理能力を持っています。ChatGPT Plusではこのモデルが使用されています。
GPT-4oは、GPT-4のさらに進化したバージョンで、テキスト、音声、画像をリアルタイムで処理する能力を持ち、より自然な会話が可能です。
ChatGPTの日本語対応
ChatGPTは日本語に対応しており、日本語で質問をすると日本語で回答してくれます。ただし、2024年5月現在、インタフェースまわりは英語のままです。
日本語入力と回答
ChatGPTは言語設定を変更する必要なく、日本語の質問に対して自動的に日本語で回答します。日本語以外にも、英語、中国語、スペイン語など多言語に対応しています。
日本語の質問文は正確に入力する必要があり、誤字脱字があると適切に回答できない可能性があります。ほとんどの場合は、自動的に修正して解釈します。
公式サイトとアプリの日本語対応
ChatGPTの公式Webサイトやアプリは英語表記のみで、日本語表示には対応していません。ただし、チャット画面での会話自体は日本語で行えます。
2023年9月時点で、OpenAI公式の日本語サイトやヘルプは存在しません。
日本語設定の可能性
2023年9月頃から、アルファ版(早期プレビュー版)として「Locale」機能が提供開始され、無料ユーザーでも日本語設定が可能になりました。この機能を使えば、チャット画面以外のメニューやオプション画面も日本語表示できます。
GPTsとは
GPTChatは他のシステムとの連携が得意です。
他のアプリとGPTChatを連携させて作った独自のアプリをGPTsと呼びます。
以下のような特徴と活用方法があります。
GPTsの主な特徴
- プログラミングやコーディングの知識がなくても、誰でも簡単にオリジナルのGPTを構築できる
- 目的に応じて指示や知識を追加したり、スキルを組み合わせたりしてChatGPTをカスタマイズできる
- 作成したオリジナルのGPTをユーザー間で共有できる
- 外部APIと連携することで、機能を拡張できる
- 2024年1月に公開された「GPT Store」で、作成したGPTを一般公開し、収益化できる可能性がある
GPTsをオリジナルのアプリとして売ることができるんですね。ということは、自分で作らなくても、目的にあったGPTsがあれば購入すればOKということになります。
GPTsの主な活用方法
- 部署別の専門家GPTを作成し、業務効率化に役立てる
- 社内ヘルプデスクやカスタマーサポートのチャットボットを開発する
- 資料やWebページなどのコンテンツの添削・校正に活用する
- 独自のChatGPTチャットボットを作成し、ビジネスに活用する
- 自分のニーズに合わせたパーソナルアシスタントを開発する
以上のように、GPTsを使えば、プログラミングスキルがなくても、ChatGPTを自分好みにカスタマイズしたオリジナルのチャットボットやツールを手軽に作成できます。新しいタイプの「ノンプログラミングツール」と言えるかも知れません。これにより、業務の効率化や自動化、専門的なサポートの提供など、様々な場面で活用できる可能性があります。
GPTsの利用にはChatGPT Plusの有料プランへの登録が必要で、機密情報の入力には注意が必要など、いくつかの制約や注意点もあるため、活用の際は留意が必要です。
ChatGPTは連携が得意で、CatchyやNotionAIの内部でテキスト生成AIエンジンとして使われています。
関連 Catchyの使い方
ChatGPTのデメリット
他の生成AIと比べたときの、ChatGPTの主なデメリットは以下の通りです。
最新情報への対応の遅れ
ChatGPTの学習データは2021年9月までのものであり、それ以降の最新情報には対応していない。一方、Bing AIやGoogle Bardは最新の情報にアクセスできる。(GPT-4の学習データは2023年4月版にアップデート)
専門性の高い質問への対応力不足
ChatGPTは幅広い分野の一般的な質問には対応できるが、専門性の高い質問には十分に答えられないことがある。専門的な知識が必要な分野では、情報の正確性に欠ける可能性がある。
意図しない著作権侵害のリスク
ChatGPTが生成したコンテンツは、学習データに含まれる既存の文章の一部を再構成している可能性があり、意図せずに著作権を侵害するおそれがある。
無難な回答になりがち
ChatGPTは学習データに基づいて無難な回答を生成する傾向があり、ユニークで刺さる表現を得るのは難しい。一方、人間のライターは独自の視点から印象的な文章を書ける。
悪用されるリスク
ChatGPTを悪用して、フィッシングメールや悪性コードを大量に生成することが可能であり、サイバー攻撃の増加などが懸念される。
以上のように、ChatGPTには最新情報への対応の遅れ、専門性の高い質問への対応力不足、著作権侵害のリスクなどの課題があります。一方で、Bing AIやClaude 3など他の生成AIサービスにはこれらの課題を克服する特徴もあるため、用途に応じて適切なサービスを使い分けることが重要だと言えます。
ChatGPTへログインできない?
サーバーの問題
原因: ChatGPTのサーバーがダウンしている、またはメンテナンス中である場合、ログインができないことがあります。
対処方法: ChatGPTのサーバーステータスを確認し、サーバーが稼働しているかどうかをチェックします。サーバーがダウンしている場合は、復旧するまで待つ必要があります。
インターネット接続の問題
原因: 不安定なインターネット接続やネットワークの問題が原因でログインできないことがあります。
対処方法: インターネット接続が安定しているか確認し、必要に応じて別のネットワーク(Wi-Fiからモバイルデータなど)に切り替えます。
ブラウザの問題
原因: キャッシュやクッキーの問題、ブラウザの設定や拡張機能が原因でログインできないことがあります。
対処方法: ブラウザのキャッシュとクッキーをクリアし、再度ログインを試みます。特にChromeやFirefoxなどのブラウザでこの操作を行います。
アカウント情報の誤入力
原因: ログインIDやパスワードの誤入力、またはアカウントがロックされている場合、ログインができません。
対処方法: ログインIDやパスワードが正しいか確認し、必要に応じてパスワードをリセットします。また、アカウントがロックされている場合は、一定時間待つか、OpenAIのサポートに連絡して解除を依頼します。
デバイスの設定
原因: デバイスの日付と時刻の設定が正しくない場合、ログインエラーが発生することがあります。
対処方法: デバイスの日付と時刻の設定が正しいか確認し、必要に応じて修正します。また、デバイスを再起動して再度ログインを試みます。
セキュリティソフトウェアの問題
原因: セキュリティソフトウェアやVPNが原因でログインできないことがあります。
対処方法: セキュリティソフトウェアやVPNが原因でログインできない場合があるため、これらを無効化して再度ログインを試みます。
サーバーの混雑
原因: サーバーが混雑しているとChatGPTにログインできないことがあります。
対処方法: 混雑していると感じる場合には、しばらく待ってからログインしてみるか、早朝や夜間など混雑しにくい時間に試してみます。
これらの対処方法を試しても問題が解決しない場合は、OpenAIのサポートに問い合わせてください。
規約違反や不正使用等が原因で、アカウントロックや凍結されているという可能性もあります。
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