ChatGPTの使い方
ChatGPTの使い方
ChatGPTを使うための基本的な手順は以下の通りです
>ChatGPT(公式サイト)
OpenAIのアカウントを作成する
OpenAIのWebサイトにアクセスし、「サインアップ」ボタンをクリックして、名前、メールアドレス、パスワードを入力してアカウントを作成します。
ChatGPTにアクセスする
ブラウザでChatGPTの公式サイトにアクセスし、作成したアカウントでログインします。スマホアプリ版もありますが、セキュリティ上公式アプリの使用が推奨されています。
質問や指示を入力する
チャット画面のテキストボックスに、聞きたい質問や実行してほしい指示を自然な文章で入力し、送信ボタンを押します。
ChatGPTの回答を確認する
ChatGPTが入力内容を理解し、人間のような自然な文章で回答を返してくれます。回答内容に応じて、さらに質問を重ねたり、指示を追加したりできます。
ChatGPTを使う上でのコツとしては、以下のようなものがあります
- 具体的で明確な指示を与える。曖昧な表現は避ける。
- 文脈や背景情報も提供し、意図が正しく伝わるようにする。
- 回答が不十分な場合は、追加の質問や指示でChatGPTを導く。
- 個人情報や機密情報は入力しない。
- 回答内容は100%正しいとは限らないので、事実確認が必要。
ChatGPTは、情報検索、文章作成、コーディングサポート、アイデア出しなど、幅広い用途に活用できます。
有料プランのChatGPT Plusでは、最新のGPT-4モデルが使え、画像入力や音声出力などの機能が追加されています。
ChatGPTでできることは?
ChatGPTでできる主なことをまとめると以下のようになります。
質問への回答
ChatGPTは幅広い分野の質問に対して、人間のように自然な文章で的確に回答することができます。知識を探したり、概念の説明を求めたりするのに便利です。
文章の作成
指示に従ってブログ記事、製品説明文、広告コピー、ストーリーなど様々な文章を生成できます。アイデア出しや下書き作成の補助ツールとして活用できます。
コーディングサポート
プログラミングコードの生成、デバッグ、説明などを行えます。開発者の作業効率化に役立ちます。
言語の翻訳
テキストを別の言語に翻訳したり、多言語での会話を可能にしたりします。
要約と言い換え
長い文章を簡潔にまとめたり、指定した文体に言い換えたりできます。
創作活動のサポート
小説や脚本、詩などのクリエイティブライティングを支援します。アイデア出しや執筆の手助けをしてくれます。
カスタマーサポート
チャットボットとして顧客からの問い合わせに24時間365日対応できます。定型的な質問への回答や問題解決をサポートします。
このようにChatGPTは多岐にわたる用途で活用できる汎用性の高いAIアシスタントです。ビジネスでの生産性向上や個人の創造性を刺激するツールとして、今後ますます利用が広がっていくことが予想されます。
GPTsとは
GPTChatは他のシステムとの連携が得意です。
他のアプリとGPTChatを連携させて作った独自のアプリをGPTsと呼びます。
以下のような特徴と活用方法があります。
GPTsの主な特徴
- プログラミングやコーディングの知識がなくても、誰でも簡単にオリジナルのGPTを構築できる
- 目的に応じて指示や知識を追加したり、スキルを組み合わせたりしてChatGPTをカスタマイズできる
- 作成したオリジナルのGPTをユーザー間で共有できる
- 外部APIと連携することで、機能を拡張できる
- 2024年1月に公開された「GPT Store」で、作成したGPTを一般公開し、収益化できる可能性がある
GPTsをオリジナルのアプリとして売ることができるんですね。ということは、自分で作らなくても、目的にあったGPTsがあれば購入すればOKということになります。
GPTsの主な活用方法
- 部署別の専門家GPTを作成し、業務効率化に役立てる
- 社内ヘルプデスクやカスタマーサポートのチャットボットを開発する
- 資料やWebページなどのコンテンツの添削・校正に活用する
- 独自のChatGPTチャットボットを作成し、ビジネスに活用する
- 自分のニーズに合わせたパーソナルアシスタントを開発する
以上のように、GPTsを使えば、プログラミングスキルがなくても、ChatGPTを自分好みにカスタマイズしたオリジナルのチャットボットやツールを手軽に作成できます。新しいタイプの「ノンプログラミングツール」と言えるかも知れません。これにより、業務の効率化や自動化、専門的なサポートの提供など、様々な場面で活用できる可能性があります。
GPTsの利用にはChatGPT Plusの有料プランへの登録が必要で、機密情報の入力には注意が必要など、いくつかの制約や注意点もあるため、活用の際は留意が必要です。
ChatGPTは連携が得意で、CatchyやNotionAIの内部でテキスト生成AIエンジンとして使われています。
関連 Catchyの使い方
ChatGPTのデメリット
他の生成AIと比べたときの、ChatGPTの主なデメリットは以下の通りです。
最新情報への対応の遅れ
ChatGPTの学習データは2021年9月までのものであり、それ以降の最新情報には対応していない。一方、Bing AIやGoogle Bardは最新の情報にアクセスできる。(GPT-4の学習データは2023年4月版にアップデート)
専門性の高い質問への対応力不足
ChatGPTは幅広い分野の一般的な質問には対応できるが、専門性の高い質問には十分に答えられないことがある。専門的な知識が必要な分野では、情報の正確性に欠ける可能性がある。
意図しない著作権侵害のリスク
ChatGPTが生成したコンテンツは、学習データに含まれる既存の文章の一部を再構成している可能性があり、意図せずに著作権を侵害するおそれがある。
無難な回答になりがち
ChatGPTは学習データに基づいて無難な回答を生成する傾向があり、ユニークで刺さる表現を得るのは難しい。一方、人間のライターは独自の視点から印象的な文章を書ける。
悪用されるリスク
ChatGPTを悪用して、フィッシングメールや悪性コードを大量に生成することが可能であり、サイバー攻撃の増加などが懸念される。
以上のように、ChatGPTには最新情報への対応の遅れ、専門性の高い質問への対応力不足、著作権侵害のリスクなどの課題があります。一方で、Bing AIやClaude 3など他の生成AIサービスにはこれらの課題を克服する特徴もあるため、用途に応じて適切なサービスを使い分けることが重要だと言えます。