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ChatGPTの商用利用 規約ではビジネスは可能?

ChatGPTの商用利用

ChatGPTの商用利用は可能です。OpenAIの利用規約によると、ChatGPTで生成した出力物(コンテンツ)の権利と所有権はユーザーに帰属し、商用利用が認められています。

具体的には、利用規約の以下の箇所で規定されています。

“Subject to your compliance with these Terms, OpenAI hereby assigns to you all its right, title and interest in and to Output. This means you can use Content for any purpose, including commercial purposes such as sale or publication.”

利用規約に従う限り、ChatGPTの出力物に対するOpenAIの権利はユーザーに譲渡され、ユーザーは商用目的を含むあらゆる目的でその出力物を利用できるということです。

ただし、以下の点に注意が必要です。

  • ChatGPTの出力物に第三者の著作権が含まれている可能性がある。その場合は著作権侵害になる恐れがある。
  • 医療、法律、金融などの専門分野では、ChatGPTの出力は不正確な可能性があり、商用利用には適さない場合がある。
  • ChatGPTのAPIを利用する場合は、従量課金制のため費用がかかる。
  • 企業内で利用する場合は、情報漏えいリスクなどに対する社内ルールが必要。

ChatGPTの著作権訴訟の事例

ChatGPTが生成したものにたいして、著作権侵害で訴訟された事例はあるのでしょうか?

ChatGPTをめぐる著作権侵害の訴訟事例は以下のようなものがあります。

作家らによる集団訴訟

著名作家のジョージ・R・R・マーティン、ジョン・グリシャムらが、自身の作品がChatGPTの学習データに無断で使用されたとして、OpenAIを著作権侵害で訴えました。

関連 「ゲーム・オブ・スローンズ」作者ら、米オープンAIを提訴 チャットGPTの学習で著作権侵害と – BBCニュース

コメディアンのサラ・シルバーマンらが、自身の著作物がChatGPTの学習に使われたとして、OpenAIを著作権侵害で提訴した。しかし、この訴えの大半は棄却されました。

「学習に使われた」こと自体は、問題なしのケースが多い?

関連Judge dismisses most of Sarah Silverman’s lawsuit against OpenAI | VentureBeat

SF作家のブライアン・ヘルバート、ジョー・ヘルバートらが、OpenAIに対し著作権侵害で集団訴訟を起こしました。

関連 著名SF作家らがまたもOpenAIを提訴、ChatGPTの著作権侵害で | Forbes JAPAN 公式サイト(フォーブス ジャパン)

大手メディアによる訴訟

ニューヨーク・タイムズ紙が、自社の記事がChatGPTの学習に無断で使用されたとして、OpenAIとMicrosoftを著作権侵害で提訴した。

関連 米 ニューヨーク・タイムズ オープンAIとマイクロソフト提訴 著作権侵害で | NHK | 生成AI・人工知能

OpenAIは、この訴訟で提示された証拠はChatGPTをハッキングして生成されたものだと主張し、一部却下を求めています。

これらの訴訟では、AIがトレーニングデータとして著作権で保護された作品を無断で使用することの是非が争点となっています。一部の訴えは棄却されたが、今後の判決次第では大きな影響が出る可能性があります。

訴訟対象は、OpenAIに対するもので、OpenAIを使った生成物を扱う第三者に対しての訴訟は、あまり話題になっていないようです。

ChatGPTの商用利用のまとめ

  • ChatGPTが生成したテキストは、利用者が自由に使うことができる。商用利用も可能。
  • ただし、生成物が別の権利者の著作権侵害を含んでいる可能性がある
  • OpenAIを相手どった著作権侵害訴訟が、実際に起っている

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