Claude3の使い方
Claude3の使い方
>Introducing the next generation of Claude Anthropic(Claude3 公式サイト)
まず、Anthropic社の公式サイトclaude.aiにアクセスします。
画面中央の「Try Claude3」のボタンをクリックします。
次に「Try Claude」をクリックします。
メールアドレスを入力して「Continue with email」をクリックします。Googleアカウントでのログインも可能です。
電話番号認証を行います。
以上でClaude 3の無料版であるSonnetモデルが使えるようになります。
有料版への登録
Claude 3には、無料のSonnetモデルの他に、有料のOpusモデルとHaikuモデルがあります。
- Opusは最上位モデルで、GPT-4やGemini Ultraを上回る性能
- Haikuは応答速度重視の軽量モデル
有料版のProアカウントに登録するには
- claude.aiのチャット画面でユーザーアイコンをクリック
- Proアカウントへの案内が表示されるのでクリック
- 価格($20/月)を確認し、クレジットカードかGoogle Payで支払い
モデルの切り替え
Proアカウントでは、チャット画面右上の「Change model」からOpus、Sonnet、Haikuの3つのモデルを切り替えられます。
使い方のポイント
- 日本語で入力すると自動的に日本語で応答してくれる
- 画像のアップロードにも対応。画像認識や分析が可能
- PDF、Word、CSVなどのファイルもアップロードできる
- プロンプトの工夫で高度なタスクにも対応可能
Claude 3は、以下のサービスに契約することでも使えます。Claude3以外にもChat-GPTなども同時に使いたい人は要チェック。
関連)Perplexity Proの使い方(私はこれを使っています)
Claude3の使用制限
1日600回が制限だったClaude3 Opus(読み方はクロード3 オーパス)が1日30回の制限に!
落差が激しすぎ…。
600回って言ったけど、本当に600回使うやつがあるか!バカモン!ということなんでしょうか。600回使う気で契約した人は続々と解約を進めているそうです。
関連)Claude Opus limited to 30 uses per day? (Pro) : r/perplexity_ai
以下は、従来のClaude3の使用制限。
- 無料版のSonnet(読み方はソネット)では、需要に応じてコンテキストウィンドウと1日のメッセージ数に制限がある。制限に達するとClaudeから通知される。
- 1日のメッセージ割り当ては毎朝リセットされる。
- 無料版は高負荷な機能の利用で制限されやすい傾向にある。
- 有料版のClaude Pro(Opus)は無料版の少なくとも5倍の使用量がある。
- Perplexity AIのClaude3 Opusでは、本家Anthropic版と異なり約3万トークンで制限されている…らしい。
- ただし、一般的にトークン数が増えるとClaude3 Opus自身の能力的な限界で不備が出てくるため、3万トークン以下での使用が推奨される。
Claude3の利用にあたっては、暴力的、虐待的、欺瞞的なコンテンツ作成など、危害を加える目的での使用は禁止されている。
Claude3の特徴
Claude 3は、テキスト生成AIの中で、最も自然な文章を生み出すと言われてるよ。
3つの性能レベルのモデルを提供
- Claude 3 Opus(オーパス): 最も高性能。複雑なタスクで最先端の結果を出せる。
- Claude 3 Sonnet(ソネット): バランスの取れた知性とスピードを備える。無料版でも利用可能。
- Claude 3 Haiku(ハイク=俳句): 最も軽量で高速。近日公開予定。
※さらに、Claude 3.5が登場。現在は、Claude 3.5 Sonnetが使えます。
高度な認識・判断能力
分析、予測、コード生成、英語以外の言語での高度な会話など、幅広い能力を持つ。特にOpusモデルは画像認識やIQテストでも高いスコアを記録。
多言語対応
英語だけでなく、日本語やスペイン語など多言語での高精度な対話が可能。
マルチモーダル対応
テキストだけでなく、画像、PDF、Word文書、CSVデータなどの分析にも対応。
長いコンテキスト処理
最大20万トークンまで処理可能で、長文の理解に強み。
高速応答
前モデルのClaude 2と比べ、最大2倍の応答速度を実現。
安全性・倫理面の強化
潜在的リスクを回避しつつ、AIの恩恵を引き出すためのガードレールが組み込まれている。
以上のように、Claude 3は複数のモデルを提供し、言語理解や画像認識など多岐にわたる高い能力を備えた次世代の大規模言語モデルと言えます。
Claude 3を使うときの注意点
Claude 3を使用する際の主な注意点は以下の通りです。
使用頻度に注意する
Claude 3のアップグレード以降、1日の使用回数が多いとアカウントがロックされるケースが報告されています。適度な頻度で利用しましょう。
同一国のIPアドレスを維持する
VPNを使う際は、自動で国が切り替わるノードは避け、常に同じ国のIPアドレスを使うようにしましょう。
低品質な画像は避ける
Claude 3は画像認識能力に優れていますが、サイズが小さすぎたり解像度が低すぎたりする画像は避けた方が良いでしょう。
人物の識別は期待しない
Claude 3は物体の識別は得意ですが、プライバシー保護の観点から人物の識別は意図的に制限されています。
Claude 3の利用規約
Claude 3を使用する際に注意すべき主な利用規約。
使用制限について
Claude Proは無料版と比べ、少なくとも5倍の使用が可能。ただし、メッセージ数の上限は、メッセージの長さや現在の会話の長さによって変動します。制限に近づくと警告が表示され、8時間ごとにリセット。
機密データの取り扱いについて
デフォルトでは、ユーザーのプロンプトや会話はモデルのトレーニングには使用されません。ただし、明示的な許可を与えた場合や、利用規約違反の可能性がある場合は例外的に分析される場合があります。「使用されません」と言ってますが、基本的に機密データを使わないのが無難でしょう。
生成コンテンツの権利について
利用規約を遵守する限り、Claude 3が生成したコンテンツの権利や所有権はユーザーに譲渡されます。つまり商用利用が可能ということです。
禁止される使用方法について
利用規約では、違法行為や著作権侵害、なりすまし、スパム行為など、一般的に問題のある使い方は禁止されています。
年齢制限について
Claude 3の利用は18歳以上に制限されています。
以上のように、Claude 3では一定の使用制限やデータ取扱いのルールがありますが、利用規約を守る限りにおいては生成コンテンツの商用利用も可能となっています。
Claude3のまとめ
Claude 3 Opusは、2024年時点でもっとも自然な日本語を生成するLLMだと思います。
それだけに、使用制限がめちゃめちゃきつくなったのは痛い。
そして、Claude 3 Opusが1日30回制限つきなら、月額20ドルは割高に思えてきますね。どうにかしてほしいところです。
>Introducing the next generation of Claude Anthropic(Claude3 公式サイト)