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Numerous aiの使い方/無料?スプレッドシートに関数

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Numerous aiの使い方

Spreadsheet AI Tool | Numerous.ai(公式サイト)

Numerous.aiは、GoogleスプレッドシートやExcelの拡張機能として使えるAIツール。

関数を覚えなくても自然な文章で指示するだけで自動的に関数を生成してくれます。主な使い方は以下の通りです。

文章で関数を作る「=AI」
例: 「=AI(“A列の合計を出してください。”,A2:A5)」と入力すると、合計を出力。
「=AI(“A列の県庁所在地を出してください。”,A3)」と入力すると、県庁所在地を出力。

文章を作成する「=WRITE」
例: 「=WRITE(“特徴を教えてください。”A14)」と入力すると、A14セルに書かれた都道府県の特徴を文章で出力。

分析や分類をする「=INFER」
例: 「=INFER(B:B,”高評価”,”低評価”)」と入力し高評価・低評価の例を与えると、商品レビューを自動で判断。

関数の説明を出力(Explain Formula)
例: 「=EXPLAIN(“VLOOKUP”)」と入力すると、VLOOKUP関数の使い方を説明。

新しい関数の生成(Generate Formula)
例: 「=AI(“やりたいことを記述”)」と入力し、既存関数にない処理を指示すると新しい関数を生成。

使用時の注意点として、個人情報や機密データを直接分析させるのは避けたほうが安全です。似たようなダミーデータを使うのがおすすめ。関数を一から覚える必要がなくなるので、作業の効率化に役立ちそうですね。

Numerous aiの日本語対応

Numerous.aiは基本的に英語対応のAIツールですが、日本語での利用も部分的に可能です。主な特徴は以下の通りです。

  • Googleスプレッドシート内での操作指示は日本語に対応しており、セル内に日本語で指示文を入力することができる
  • AIの能力として多言語処理が可能なため、セル内での作業では基本的な日本語入力に対応している
  • 実際に簡単な関数を日本語で作成させると、問題なく動作する

ただし、Numerous.aiの公式サイトやドキュメントは英語のみで提供されているため、英語が苦手な方は翻訳アプリやChatGPTなどを利用しながら使う必要があります。

また、YouTubeの解説動画でも、日本語での指示文入力によりAIが適切に応答している様子が紹介されています。

内部のLLMとして、ChatGPTが使われています。

Numerous aiの料金

Numerous aiの料金プランは以下の通りです:

月額プラン:$19/月
1,000,000文字のChatGPT入出力

年額プラン:$99/年(割引価格)
1,000,000文字のChatGPT入出力

どちらのプランでも7日間の無料トライアル期間があるので、無料で試すことができます。

過去には無料プランを含む複数の料金プランがあったようですが、2024年2月現在は上記の1つのプランのみとなっています。

月額$19または年額$99のプランで100万文字のChatGPT入出力ができるので、多くのユーザーにとってこのプランで十分だと思われます。GoogleスプレッドシートとExcelの両方で使用可能なので、どちらを使っている方にもメリットのあるAIツールと言えるでしょう。

Numerous aiのまとめ

表計算ソフトの関数としてAIが呼び出せるという点がユニーク。

まったく新しいAIプロダクトを業務に組み込むよりも、Excelの機能拡張として組み込むほうが、企業の業務改善には使いやすいかも知れませんね。

マクロを組まなくても、AIに処理を日本語で伝えれば複雑な処理ができてしまう点も優秀です。

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