通話録音アプリのおすすめ
無料の通話録音アプリとしては、以下のようなものがおすすめです。
1. Call Recorder – ACR
- 通話を自動で録音する機能がある
- 録音データの分類、編集、共有などの機能が豊富
- 音声をテキストに変換する機能もあり、50言語に対応
>「Call Recorder ACR」をApp Storeで
>Call Recorder – Cube ACR – Google Play のアプリ
2. Automatic Call Recorder (Android)
- 自動録音機能を使えば、通話開始と同時に録音が始まる
- 連絡先ごとに自動録音のオン/オフを設定可能
- 録音データをクラウドに保存できるので、バックアップとしても活用できる
>Automatic Call Recorder – Google Play のアプリ
3. Cube ACR (Android)
-
[% module(置き換え) %]
- 録音データの再生、整理、共有、削除などの管理機能がある
- ボイスメモ機能も搭載
>Call Recorder – Cube ACR – Google Play のアプリ
ただし、一部の国や地域では通話の無断録音が法的に禁止されているため、使用する際は十分注意が必要です。また、録音品質が悪いと後々困るので、実際に使い始める前に何度か試してみることをおすすめします。
通話録音の用途
通話録音アプリは、スマホにひとつ入れておけばイザというときに役立つかも知れません。
ビジネスシーンでの活用
- 重要な商談や会議の内容を記録し、後で確認できる
- 顧客対応の記録として、トラブル対応の証拠として利用可能
プライベートでの活用
- 家族や友人との会話を記録し、思い出として残せる
- 高齢者の方の健康状態の変化を記録し、医療関係者に提供できる
法的証拠としての活用
- 犯罪被害に遭った際の通話内容を記録し、警察に提出できる
- 交通事故の際の通話内容を記録し、保険会社に提出できる
スマホに付属のボイスレコーダーでは、自分の声しか録音できません。また、録音開始までの手順が長くて面倒な点もデメリット。
通話録音アプリは、シンプルな操作性と信頼性の高い録音機能がウリ担っているものが多いです。無料で基本的な機能を利用できるタイプのものが多く、必要に応じてアプリ内購入による機能拡張ができるようになっています。
日本で通話録音することは違法?合法?
日本では、通話録音自体は違法ではありません。
その理由は以下の2点です
- 秘密録音に該当するため
日本では秘密録音を罰する法律がないため、無断で録音しただけでは違法性を問うことはできません。 - 相手の同意がなくても適法とされている
2000年7月の最高裁判所の判決で、相手の同意を得ていない通話録音データは違法ではなく、証拠能力が認められています。
ただし、以下のような場合は違法となります
- 盗聴を目的として他人の住居へ侵入したり所有物を破壊したりする行為
- 録音データを無断でインターネット上に公開する行為
また、海外との電話を録音する際は先方の国の法律を確認する必要があります。
通話録音にはオペレーターの教育や裁判での証拠として活用できるメリットがありますが、相手の同意なく録音することは社会的に望ましくない面もあります。
コールセンターなどでは、つながるまでの待ち時間に「通話記録を録音させていただいています…」などの案内が流れることが多いですね。
企業が通話録音を導入する際は、法的リスクを理解した上で、顧客への事前告知などの対策を講じることが重要です。
通話録音の文字起こし
通話録音と文字起こしを活用することで、以下のようなメリットが得られます。
通話内容の共有と伝達が効率化
- 通話内容を文字起こしすることで、担当者不在時でも正確な情報を伝達しやすくなる
- 文字のやりとりとして残るため、聞き漏らしや認識違いを発見しやすい
業務の効率化と品質向上
- 通話内容を文字起こしして社内で共有することで、業務の効率化につながる
- クレーム対応などの「言った言わない」になりやすい場面で、正確に内容を反映できる
- 通話内容を文字起こしすることで、聞き間違いやミスを防ぐことができる
音声認識技術の進化により、簡単に文字起こしが可能に
- AIによる自動解析で通話録音した内容を自動でテキスト化できる
- 必要な通話だけを選んでテキスト化できる
- 専門用語やフレーズを登録できる音声認識エンジンが搭載されているサービスがおすすめ
whisperのようなオープンソースの音声認識AIを使うことで、無料で文字起こしも可能です。(動作させるためには、高めのマシンスペックが必要)
業務に使う場合、手間を考えると有料のAI文字起こしサービスを使うのが効率的です。マンパワーでおこなう文字起こし(テープ起こし)と比べると、料金はかなり安くなっています。
ボイスレコーダーと文字起こしが一体型になっているデバイスもあります。